胃がん 食欲の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
86歳 男性
胃がんで食欲もなく、体の痛みがあり、右側全体がしびれているという事で病院にもかかって薬をもらっているが、漢方薬も併用していきたいという事で代理の方が来店されました。
既製品などのアガリクスなどは10万以上するものもありますが、私が10年ほど前に大阪の漢方薬局で修業をしていた頃はよくお渡ししておりました。
しかし、思うようないい結果が得られないまま残念ながらお亡くなりになられる方が多かったという経験があります。その為、もっと安くて効き目のある漢方薬を使う方がいいという事に気付かされました。
病院でお薬を処方されている為、病院の治療の妨げにならないようにする事と、病院でもらう薬の副作用の防止を漢方薬でしていきます。
ボルタレンサポmg、オキノーム散0.5%、デパス0.5mg、ナウゼリン10mg、酸化マグネシウム、デジレル50、ラコール
とかなり多くの薬が処方されております。
これらの薬で胃腸、肝臓、腎臓にも負担かかかって食欲も落ちている状態のようです。
ストレスも多く、血流が悪い事が予想できます。
中国医学では『気滞血瘀(きたいけつお)』、『気虚湿生(ききょしっせい)』の状態です。
そこで、ストレスを晴らしながら血液をサラサラにしていく漢方薬と胃腸機能を高めて体に溜めっている老廃物を体の外へ排泄していく漢方薬などをお渡ししました。
まず、試しに1週間だけ薬をお渡しさせていただきました。
すると、今まで食欲もなかった状態から、食欲が出てきて食べれるようになってきたという報告を受けました。
また、疲れをとって胃腸機能を高めていく作用もあり体がシッカリしてきたためか、
ストレスも溜まりにくくなっているみたいですとおっしゃって下さいました。
体調がいい様ですので引き続き飲んで頂いております。
一人ひとり体質も違いますし症状も違いますので処方する漢方薬も違ってきます。
また、症状が少しずつ改善されてきますと漢方薬自体も変えていきますし、減量していきます。
食事と睡眠も正しくして頂いたうえで漢方薬を使う事で効き目がさらに良くなります。
TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1